日本でも登下校時に保護者や地域の人ができるだけ集まり、不審者に大人の存在をアピールすることで犯罪を抑止することは可能ではないか。

学校の安全対策に詳しい東洋大学の長澤悟教授は、「今回のような事件を防ぐのは難しい問題だが、海外では小学校の低学年の年齢までは保護者が送り迎えをすることが法律で決まっている国もある。日本でも登下校時に保護者や地域の人ができるだけ集まり、不審者に大人の存在をアピールすることで犯罪を抑止することは可能ではないか。そのためにも、警察が学校や行政、地域の住民と不審者の情報を共有し、率先して警戒を強化することでリーダーシップを発揮すべきだ」と話しています。